《準備》 ・コツ1 衿部分をしつけ糸で粗くとじておく。 ・シミやひどい汚れ等をチェックしておく。 《洗い》 ・シミや汚れのひどい部分を手早く石鹸でつまみ洗いする。 ・袖だたみにして大きめのネットに入れ、洗濯機の「弱」で …
着物は裏地をつけない単衣と、裏地をつけた袷があります。 袷仕立ての着物は保温効果や表地の補強、また、すべりが良く着やすいという利点があり、十月から五月まで着用し、六月から九月までは単衣を着用します。 女物の袷の裏地は胴裏 …
更衣の風習は、平安時代の昔からあり、宮中 で は 四月朔日(ついたち)、十月朔日に行われる年中行事のひとつでした。衣服ばかりでなく調度類まで改め、近世以降は一般の習わしともなっています。 江戸時代の幕府の定めは、 旧暦四 …
帯締めは、文化年間(一八〇四~一八一七)、歌舞伎役者の瀬川路考が創始した路考結びが解けやすいので、その上からしごきで帯の解けるのを止めたとされ、崩れやすい帯結びを固定するために生まれたと言われています。 江戸時代を通じて …
帯揚げは、着物と帯の中間にあって、それぞれに調和しなくてはならない大切な役割を持っています。 帯揚げが初めて使われたのは、文化十年、江戸亀戸天神の太鼓橋が再建され、その落成を祝って深川の芸者が太鼓結びを創案し、結んだとい …
ミセスの美しい着こなしアドバイス 着物を自分らしく美しく着こなす為に自身の長所と欠点を知り、体型に合ったプロポーションを研究し寸法を再確認すること、これが着こなしの第一条件です。 着こなしを考えるとき、「何を着るか」 …
季節と文様 日本のきものほど、様々な文様を多彩に美しく表した衣裳はありません。春夏秋冬、明確な四季の変化がある日本、いにしえより、様々な工芸品に季節の美が表されてきましたが、衣服の文様にも季節感が取り入れられています。 …
きものに羽織るもの 季節毎の羽織るものと言えば、秋から春先まで道行や羽織、道中着やコートが主流です。 昔から究極のお酒落着といわれる羽織、普段着としてきものを楽しむ昨今、羽織を着た姿には、なんとも言えな …
この度、新たにきものに関しての簡単な豆知識等を定期的(月一程度)に配信致します。 第一回目は服飾文化研究会会報誌に掲載された記事よりお届けいたします。 きものは手入れ次第で親から子へと長く保て …