日本の伝統的服飾文化を日本の貴重な文化として、その優れたところを現代に創造的に生かすため、資料を収集し、調査と研鑽を行い、その成果を一般へ公開する事業を行う。
並びに伝統的服飾文化に係る知識及び技術の保存と伝播を行い、日本の服飾文化に貢献する事を目的とする。
① 調査研究事業 : 伝統的服飾文化に係る資料の収集及び調査研究並びに公開に関する事業
② 伝承事業 : 伝統的服飾文化の知識と技術の保存、並びに後世への伝承事業
③ 国際交流事業 : 世界に類をみない日本のきもの文化の紹介並びに民間国際交流事業
④ その他目的を達成するために必要な事業
① 調査研究事業
1) 服飾から見た庶民の生活史に関する資料収集と再現。
2) 資料の展示
3)「服飾文化研究会きもの図録」 壱巻、弐巻、参巻、別冊の公開
4) 和服地の分類調査、織りの見本帳作製。講座等の資料とする。
5) 和服地に描かれた紋様に関する研究。その成果を「きもの図録」別冊に発表。及び、本ビルの階段へ四季毎に文様を額に入れ展示を実施。
② 伝承事業
1) 着つけ教室の実施、及び教養講座の実施
2) 和裁教室の実施
3) リフォーム教室の実施
4) 特別講習会の実施。(振袖の着つけと帯結び、綿入れ半纏仕立、リフォーム作品講習)
5) 親子で楽しい和服地による小物づくり
6) 受託事業
7) その他
③国際交流事業
1)中国やヨーロッパの国々の文化の影響を受け育まれた日本のきものは、更に日本特有の気候風土、美意識、感性によって完成されたといわれる。この歴史を大切にし、きもの文化による交流活動を海外に広げていく。
2)国内では、大学、地域コミュニティ、各種団体等での留学生を主としてきものの着つけを体験していただき、又、きものの歴史、色、模様等のレクチャーを通して絆を深める。
上記各年度別貸借対照表をクリックするとPDFにてご覧いただけます。